皆さまこんにちは。鍼灸 青葉台 IORIです。
ようやく秋らしい涼しい風が心地よく感じられる季節になりましたね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?秋といえば食欲の秋、スポーツの秋、そして読書の秋!ということで、今回は、東洋医学(中医学)に関するおすすめの書籍を3冊ご紹介させて頂きます。
(1)心も体もととのう 漢方の暮らし365日

まずご紹介したいのは、「心も体もととのう 漢方の暮らし365日」という本です。
漢方薬局を45年経営する薬剤師である著者が、漢方・薬膳の知識から、季節の変化に合わせた過ごし方や食生活を365日分まとめた養生書です。一日1ページ、その日のページを読むだけで、健康に暮らしていくための知恵が身につきます。内容はとても読みやすく、全編オールカラーで素敵なイラストが描かれており、手元に置いておきたくなる一冊です。姉妹本の「心も体ももっと、ととのう 薬膳の食卓365日」も併せておすすめです♪
(2)生理痛は病気です

次にご紹介したいのは「生理痛は病気です」という本です。
多くの女性が悩んでいる生理痛。痛みがあるのが当たり前だと思い、我慢したり、鎮痛薬を飲んでやり過ごしている方も多いですよね。漢方専門医である著者は、「生理痛があるのは異常です。痛みがあるのが当たり前ではないんですよ」と指摘し、生理痛を放置した先には不妊や婦人科系の疾患など多くのリスクが待ち受けている、さらには経済的損失にもつながると警鐘を鳴らします。そして中医学の見地から生理のメカニズムや体質について解説し、生理痛から解放されるために何をすれば良いか、養生法と漢方薬を紹介しています。生理痛に悩むすべての女性に読んで頂きたい一冊です。
(3)東洋医学はなぜ効くのか

最後にご紹介したいのは、「東洋医学はなぜ効くのか」という本です。
NHK「東洋医学ホントのチカラ」の制作ディレクターと島根大学医学部教授(医学博士)の共著で、鍼灸や漢方薬はなぜ効くのか、西洋医学的な視点からそのメカニズムを説明しています。専門的で難しい部分もありますが、個別の漢方薬の詳しい説明やツボ押しのセルフケアの紹介など、日常で使える情報が盛りだくさんです。IORIで鍼灸を受けてその効果をご実感頂けた方は、この本を読むと、そういうことだったのか!とさらに興味を深めて頂けるかと思います。
以上、3冊ご紹介させて頂きました。いずれの本も、ご自宅でのセルフケアの記載があることにお気づきでしょうか?健康維持のためには、IORIでのメンテナンスとともに、日常でのケアが大切になってきます。ぜひお手にとってご覧頂き、参考にして頂けると嬉しいです♪
鍼灸師 YAMAJI
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