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腰痛と足の関係

みなさんこんにちは、鍼灸横濱IORIです。

今日は腰痛と足の関係についてお話したいと思います。腰痛にお悩みの方で、足のだるさや張りを一緒に感じる方は多いのではないでしょうか?

もちろん全身の疲労がたまっている要因もありますが、特に足と腰は深い関係があります。

人間にはハムストリングスというお尻から膝の裏にかけて長い筋肉がついています。半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋という3つの筋肉があり、それらを総称でハムストリングスと呼びます。

主に股関節の伸展(足を後ろに引く)と、膝の屈曲(膝を曲げる)等の動作で働く筋肉です。これらの筋肉が座りっぱなしや運動不足により硬くなると、腰痛が起こりやすくなります。人間が前にかがむ動作をする時には、骨盤が前に傾く動きと背骨が曲がる動きが組み合わさります。

→ハムストリングスが硬い方は骨盤が前に傾く時にハムストリングスが伸びてきません。伸びないことで骨盤の前への傾きを邪魔してしまい、背骨がより曲がらなければかがむこと ができません。背骨に大きな負担がかかりやすく、腰痛の原因となります。

ハムストリングスが硬くなる原因の一つに、座り姿勢があります。姿勢良く座っている状態では骨盤が起きた状態です。しかし猫背で椅子に浅くかけ、背中が丸まって背もたれに寄りかかった状態では骨盤が後傾しています。この状態を長く続ける事でハムストリングスが縮こまって収縮してしまいまうのです。

この姿勢を日常的にすると骨盤の後傾を促し、腰椎のカーブが崩れ、腰椎に過度な負担がかかります。さらに猫背からストレートネックに繋がり、腰だけでは無く首肩や頭痛などの症状にも繋がってしまいます。

対策方法としては、姿勢を意識して、座る時に椅子にお尻の後ろ半分だけ乗るようにする事です。また座りっぱなしが続く時は、30分〜1時間ほどで姿勢をリセットしましょう。立ち上がり、少し歩いたりその場で伸びをするだけでも結構です。

畳んだ高さ3センチ程度のバスタオルを、お尻の下に敷くのも効果的です太ももに近い方ではなく、お尻の後ろ側1/3くらいにタオル入れると骨盤が起きます。両足の裏をしっかりと床にくっつけ、膝の角度が90度がベストです。

いかがだったでしょうか?

腰痛の施術では腰の筋肉の緊張を和らげる事はもちろん、同時に足の筋肉へのアプローチも重要になってきます。当サロンの鍼灸施術は全身への鍼を行っています。全体のバランスを整え、より良いお体の状態になるよう心掛けております。骨盤調整のメニューで、腰から下半身全体の調整を行うのもオススメです。

もちろん腰痛以外にも、いろいろなお悩みをお気軽にご相談いただけると嬉しいです。どうぞスタッフにお気軽にお話ください。

鍼灸師 HOSAKA

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