IORI BLOG

春の過ごし方

みなさんこんにちは!横濱IORIです

少しずつ日が長くなり、寒さ残る風の中に時折春を感じる季節となりました
進学、入社、引っ越しなど新しい環境に身を置く人もいて環境の変化でストレスを受けることが多くなる人も多いのではないでしょうか?春は季節柄的にも環境の変化が多い季節でもあります。

こうした環境の変化で感じるストレスは体内の中を流れる「気」が停滞しやすくなります。気が滞ると気分の落ち込みやイライラ、おなかの張り、肩こり、筋肉のこわばり、疲れやすいといった症状が出ます。このような症状に対してどのように対処すればいいのか、今回は春を元気に過ごすための春の養生についてお話します。

春は中医学的な内臓分類である「五臓」の一つ、「肝」に負担がかかりやすい季節であると考えられています。肝は、体の中の気や血を巡らせる働きや目や筋肉の働きも担っています。

春先の不調にはまず、「肝」の調子を整えていくことです。「血」を満たす性質のあるほうれん草やナツメ、アサリ、牡蠣、小松菜、ニンジン、レバー、いか、タコ、牡蠣、まぐろ、鶏卵、黒ゴマ、黒豆などの食材を意識的に食べましょう。

また、「肝」という臓器が好む味である「酸味」を上手に日々の食事に取り入れていくことも有効です。「酸味」は、春に乱れやすい「肝」の働きを正常に戻して「肝」の疲弊を労うのに役立ちます。酢や柑橘系の果物、梅干しなども合わせて摂るとより有効です。

また、「肝」は、東洋医学の基本となる五行論では「木」の要素に分類され、葉や枝のように「上へ伸びる」エネルギーを持っていますので春の期間は主に以下の事に気を付けるといいと言われています。

★早起きをして朝日を浴びるようにする
★心身ともに活動的な気持ちを持つ
★意欲的に行動し、散歩など身体を動かして気を発散させる
★趣味の時間などを持ちストレスを発散する
★暴飲暴食を避ける
★疲れた身体や、心を癒すため十分な睡眠をとり、身体を休める。
★アロマなど心地よい香りでリラックスして、肝の高ぶりを鎮める
★ツボを押して養生する

春先の不調に対しておすすめのツボを今回は3つ紹介させていただきます。

★太衝・・・足の親指と人差し指の骨の分かれ目にあるところです。イライラ、頭痛、冷えとともにのぼせがある場合に最適なツボです。

★足三里・・・膝のお皿のすぐ下、外側のくぼみに人指をおき、指幅4本そろえて小指があたっているところです。免疫機能を高め、消化機能の不調、花粉症・アレルギーに最適なツボです。

★百会・・・頭のてっぺんのほぼ中央。眉間の中心線と左右の耳を真上で結ぶ線が交差するところです。自律神経の乱れを整え、全身の血行を促進します。頭痛、目の疲れ、めまい、不眠、肩こりなどの不調に最適です。

3つのツボを心地良い程度に親指で押すだけでOK。強く押しすぎたり、「痛い!」と感じるほど刺激するのは厳禁ですが、指の刺激では物足りない方は、台座付きの安全に使えるお灸を使うのもおすすめです。

当院では、お客様それぞれの不調にあった施術を心掛けています。セルフだと物足りないなと思う方はぜひ当店へ足を運んでみてください。

皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。

鍼灸 横濱IORI
鍼灸師 ISHIMURA


当サロンは神奈川県感染防止対策取組書及び公益社団法人日本鍼灸師会のガイドラインに基づいた独自の新型コロナウイルス感染防止ガイドラインによる対策を行っております。

《衛生対策》
・出勤前後の検温の実施
・常時マスクの着用
・各ベッドにサーキュレーターや空気清浄機設置による空気の循環
・受付窓を常時開放しての換気
・出勤時と外出から戻った際の手洗い、うがい、手指消毒の実施
・手洗い、手指消毒、使用器具タオル等のお客様毎の交換や消毒等
・お客様退店毎の手を触れる箇所の消毒等

《お客様へのお願い》
・風邪の症状や37.5度以上の発熱がある場合、キャンセルや予約の変更をご検討ください
・マスクの着用はお客さまのご判断にお任せいたします
・来店時の手指消毒

みなさまに安心してご利用いただけますよう努めております。
何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。
※ご不明点・ご相談はお気軽にお電話ください

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