IORI BLOG

熱中症対策

皆さんは暑さ対策、しっかり行っていますか??
1週間で1万人近くの方が、熱中症で救急搬送されています。
熱中症は重度になると、脳への障害をきたすこともありとても危険です。
『熱中症』とは何かを知ることで熱中症の予防にも繋げることが出来ます。

◎熱中症とは
暑い環境下で、汗をかくなどして体内の水分と塩分などのバランスが崩れたり、体温調節が上手く働かなくなったりして、眩暈やけいれんなどの症状を起こす病気です。
また、「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」をまとめて、『熱中症』と言います。
熱中症になる原因は、高温多湿の環境であることや水分・塩分摂取の不足などがありますが、『身体の状態』も大きな原因となりえます。

◎熱中症になりやすい身体
夏バテで食欲不振になり低栄養状態であったり、疲労や睡眠不足などで自律神経が乱れていると発汗機能が低下し、熱中症のリスクが高まります。
また、高齢者や乳幼児は体温調節の衰えや未熟さにより体内に熱がこもり体温が上昇しやすかったり、暑さを自覚しにくい、水分補給のタイミングが自分で判断しにくく、熱中症になりやすいと言えます。

◎熱中症対策のための身体づくり
①栄養を取る
エネルギー不足になると脳が働かなくなったり判断力低下につながります。夏は食べ物や飲み物など冷たいものを多くとりがちですが、冷たいものは胃腸の負担に繋がりそれが原因で食欲不振を起こすこともあります。暑いからといって冷たいものの摂り過ぎには注意しましょう。またすでに胃腸の調子が悪くなっていると感じたら、消化に良い物や温かい物をゆっくり摂ってみてください。

②汗をかく
暑さを感じた時に汗をかくことは体温調節において、とても重要です。汗をかくことで気化熱(皮膚表面に水分が付きそれが皮膚上で蒸発する際に熱が奪われる)が生まれ、体温を下げる役割があります。汗をかきづらい人は、日頃から適度な運動を行ない汗をかきやすくすることが大事です。

③しっかり寝る
暑さで寝苦しく睡眠が浅くなっていたり、暑い所や涼しい所の行き来が多いと自律神経が乱れ睡眠不足になる事があります。寝苦しい場合は空調などを使い、寝る環境を整えたりする事も大事です。また、タイマーで夜間に空調をが切れる設定にすることで室温の変化が生まれ、寝ている間も体温調節のため身体が働き起きた時の疲労感に繋がります。起きた時に汗をかいているならば、タイマー機能を使わない事も検討してみてください。

いかがでしょうか。身体の状態を整えておくことも、熱中症予防になります。
自律神経の乱れや胃腸不和は鍼灸施術によっても整えることが出来ます。
どんなケアをすればいいか分からない、自分でやってみたけどうまくいかない、そんな時は是非1度ご相談ください。
コロナの緩和もあり沢山出かけられるようになった今、思いっきり楽しむために体調はしっかり整えていきましょう。


鍼灸 横濱IORI
鍼灸師 ASANO

関連記事

  1. 鍼の写真

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

鍼灸 横濱IORI 店舗詳細
お電話でのご予約・お問い合わせオンライン予約はこちら
鍼灸 青葉台IORI 店舗詳細
お電話でのご予約・お問い合わせオンライン予約はこちら
PAGE TOP