こんにちは。鍼灸 横濱IORIです。
新型コロナウイルスの影響で今年も自粛の夏となりましたね。緊急事態宣言下で遊びに行くことや飲みに行くことができずストレスが溜まる、というお声をよく耳にします。今回は、ストレスが身体に及ぼす影響についてお話をしたいと思います。
ストレスが原因となって現れる症状は、以下の3つの種類に分けられます。
(1)身体症状
・肩こり、腰痛、頭痛などの痛み
・めまい、耳鳴り
・睡眠トラブル(寝付きが悪い、夜中に目が覚めるなど)
・吐き気、胃や胸のムカつき、食欲不振
・便秘、下痢
・(女性の場合)生理不順、無月経、PMS
(2)精神的症状
・イライラ、憂鬱感、不安感、緊張感、焦燥感
(3)行動的症状
・倦怠感、注意力の低下、ミスが多くなる
東洋医学では、ストレス症状のことを「気滞(きたい)」といいます。
生命活動を維持するためのエネルギーである「気」は、全身を巡り身体中に満ちているものですが、ストレスが溜まると「気」の巡りが滞り、身体の不調を引き起こしやすくなると考えています。
ストレスが身体の痛みを引き起こすメカニズムについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
まず考えられるのは、血行不良です。
ストレスを感じると、脳はストレスから身を守るべく身体を戦闘モードにするために交感神経を優位にします。その結果、血管が収縮して血流が悪化し、疲労物質が溜まり、筋肉は硬く緊張します。溜まった疲労物質や緊張状態になった筋肉が神経を刺激し、痛みを引き起こしてしまいます。
また、脳のシステムの不調により痛みが引き起こされることもあります。
もともと私たちには痛みから逃れる為の防御機構(自己鎮痛)が備わっています。通常、痛みの信号が脳に伝わると、脳から鎮痛物質が分泌され、痛みが緩和されたり、感じにくくなります。しかし、ストレスが脳のシステムに影響を与えた結果、鎮痛物質が分泌されにくくなり、痛みが長引いたり、わずかな痛みを強く感じるようになってしまうのです。
このようにストレスは身体の痛みを悪化させる原因となりますが、痛みそのものがまたストレスの原因となり、悪循環に陥ってしまうケースもあります。
現代社会、特にコロナ禍の中では、ストレスをなくすことは難しいことです。自分に合ったストレス解消法を見つけて上手に付き合っていくしかありません。
その解消法の一つとしておすすめなのが『鍼灸』です。
身体の痛みを和らげることでストレスが軽減することが知られていますが、鍼灸は血流を改善して筋の緊張を緩めると同時に、身体の鎮痛機構を活性化して自己鎮痛により痛みを抑制すると考えられています。また、自律神経を介して内臓を調整し、便通や睡眠の改善などが期待できますし、さまざまな不定愁訴に対応することも可能です。
ぜひ試してみませんか?
【オススメのコース】
パイアン60分 ¥9,130(税込)
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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少しでもご来店されるお客様の不安を軽減するため、鍼灸 横濱IORIでは下記の対策を行っております。
⦅衛生対策⦆
・出勤前後の検温の実施
・常時マスク・メガネ(ゴーグル)着用
・各ベッドにサーキュレーター設置による空気の循環
・受付窓を常時開放しての換気
・出勤時と外出から戻った際の手洗い、うがい、手指消毒の実施
・施術ベッドの使い捨てシーツの利用
・手洗い、手指消毒、使用器具タオル等のお客様毎の交換や消毒等
・お客様退店毎の手を触れる箇所の消毒等
また、お客様へもご協力をお願いしております。
⦅お客様へのお願い》
・風邪の症状や37.5度以上の発熱がある場合、無理せずキャンセルや予約の変更をご検討ください
・施術中も含めたマスク着用
・来店時の検温と手指消毒
・アフターティーサービス及びおしぼり提供の休止
⦅美顔鍼を受ける方へ》
マスクフィルターと固定用の医療用テープを用いて、口と鼻を覆いながら施術をさせていただきます。
※ご同意いただけない場合は、大変申し訳ございませんが施術をお受けいただけません。
ご理解とご来店時のご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
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鍼灸 横濱IORI
鍼灸師
YAMAJI
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